ガイド記事

子どもと行くエトナ山:何歳から登れる?

文: Edy · 更新日: · 20分で読めます

はい、エトナ山は子どもと一緒に楽しめます。体調と安全の条件が整っていれば、森のクアッド(ATV)は6歳から、3,000mのトレッキングと山頂火口は8歳から参加できます。小さなお子さんにいちばん手軽なのはクアッドです。標高の高い場所では、登れるかどうか、どこまで登れるかは、その日のコンディションで決まります。

エトナ山の斜面、森の小道にいるグループ

「子どもも連れて行けますか?」ロープウェイ乗り場で、いちばんよく聞かれる質問のひとつです。答えは「はい」です。お子さんの年齢と性格に合ったツアーを選び、しっかり準備して来れば、子どもと一緒にエトナ山を楽しめます。このガイドでは、それぞれのツアーに何歳から参加できるか、どれを選べばいいか、寒さと標高に向けてどう準備するか、そして途中で何かうまくいかなくなったときにどうするかを説明します。

ツアーごとの参加年齢

どのツアーにも最低年齢があります。それが最初の目安ですが、それだけで決まるわけではありません。お子さんの体調と、その日のコンディションも大切です。南側にあるエトナ山ロープウェイ乗り場(Piazzale Funivia)から出発する3つのツアーを、いちばん気軽なものから順に紹介します。

森のクアッド:6歳から

いちばん低い年齢から参加できるツアーで、6歳以上なら参加できます。クアッドは南側の森の中を走り、頂上へは向かいません。所要時間は1時間30分〜2時間です。通年で行っていて、季節が合えば、リクエストでサンセットの時間にも走れます。

経験は必要ありません。出発前に、安心して運転できるよう、必要な説明をすべて受けられます。子どもと一緒にクアッドに乗るときのことで気になる点があれば、メッセージをくださるときに聞いてください。事前にすべて説明するので、ロープウェイ乗り場に着いたときには、もう流れがわかっているはずです。詳しくは森のクアッドのページをご覧ください。

3,000mのトレッキング:8歳から

トレッキングは、火山灰の道を3,000mまで歩いて登るツアーです。8歳以上の子どもや10代の若者も参加でき、通年で行っています。どれくらい大変かは体力とその日のコンディションによって変わり、どこまで行くかは当日決めます。

グループは20〜30名になることもあります。ご家族のペースで歩きたい場合は、プライベートツアーという選択肢もあります。3,000mまでのトレッキングの内容はこちらです。

3,400mの山頂火口:8歳から

山頂火口も、最低年齢は8歳です。ただし、いちばん標高が高く、コンディションにもっとも左右されるツアーです。例外はありますが、ふだんは6月から8月に、10〜12名の少人数グループで行い、天候と火山活動が許す場合に限ります。山を歩いたことのない8歳のお子さんには、たいていトレッキングから始めることをおすすめしています。詳しくは山頂火口ツアーのページへ。

年齢だけでは決まらない

最低年齢を満たしていても、そのツアーが必ず合うとは限りません。年齢の目安は、いつも体調と安全の条件が整っていることが前提です。それを見きわめるために、私は3つのことを確認します。

  • 健康状態:トレッキングと山頂火口は、心臓や呼吸器に問題(ぜんそくなど)のある方には向いていません。大人も子どもも同じです。
  • 歩き慣れているか:ふだんからよく山歩きをしている子どもと、慣れていない子どもとでは、標高の感じ方がまったく違います。
  • その日のコンディション:登れるかどうか、どこまで登れるかは、天候と火山活動で決まります。判断は当日、現地で行います。

おじいちゃん、おばあちゃんも一緒に来る場合は、65歳を超える方について、体調をふまえて事前にご相談ください。

6歳未満の場合

6歳未満のお子さんには、3つのツアーのどれも向いていません。それでも、小さなお子さん連れで旅行するなら、ぜひメッセージをください。大人や年上のきょうだいが交代でツアーに参加し、そのあいだ誰かが小さな子と一緒に過ごす、という方法がいいこともあります。相談しながら、ご家族にとっていちばん楽な一日の過ごし方を一緒に考えましょう。

年齢と性格で選ぶツアー

年齢でわかるのは、何ができるか。お子さんの性格でわかるのは、何を楽しめるかです。エンジンが大好きで、歩くのは退屈という9歳の子なら、年齢的にはどちらもできても、トレッキングよりクアッドのほうが合っています。ご家族から相談を受けたとき、私がどう考えるかを、この表にまとめました。

お子さんの年齢と性格に合わせて検討したいツアー。一般的な目安です。最終的には、いつもお子さんの健康状態とその日のコンディションで決まります。
お子さんが… 検討したいツアー 理由
6歳未満 今のところ、3つともまだ クアッドは6歳から、トレッキングと山頂火口は8歳から
6歳か7歳 森のクアッド 3つのうち、この年齢で参加できるのはこれだけ。1時間30分〜2時間で、歩いて坂を登ることはない
エンジンが好き、または歩くとすぐ疲れる 森のクアッド エンジンの響きと火山の砂ぼこり。坂道を歩く必要はない
8歳以上で、歩くのが好き 3,000mのトレッキング 通年、火山灰の道を歩く。どこまで行くかは当日決める
大きな音を怖がる トレッキング(8歳以上なら) 標高の高い場所では、クアッドのエンジン音もなく、静けさの中を歩く
8歳以上で体力があり、夏に来る 3,400mの山頂火口 ふだんは6月〜8月、10〜12名のグループ。いちばん高く、コンディションにもっとも左右される
心臓や呼吸器に問題がある(ぜんそくも含む) 標高の高い場所は避け、クアッドを一緒に検討 トレッキングと山頂火口は向いていない

表について、注意点が2つあります。これは一般的な目安で、最終的な判断は、いつもお子さんの健康状態とその日のコンディションしだいです。また、「8歳以上」は最低年齢を満たしているという意味で、それで十分という意味ではありません。トレッキングと山頂火口では、歩き慣れているかどうかもとても大切です。

エンジンが好きな子

多くの子どもにとって、クアッドはそれだけで冒険です。エンジンの響き、未舗装の道、火山の砂ぼこり、まわりを囲む木々。未舗装の道を走るので注意は必要ですが、所要時間は1時間30分〜2時間で、足が疲れることもありません。6歳以上の子どもや、時間の少ないご家族には、ほとんどの場合いちばん手軽な選択です。

森の未舗装の道にとまる2台のクアッド。オレンジ色のクアッドの荷台に、黄色いヘルメットが2つ置かれている

クアッドは、南側の木々の間を、こんな未舗装の道で走ります。歩いて坂を登ることがないので、小さな子どもにいちばん手軽なツアーなのです。

歩くのが好きな子

8歳以上で、散歩が好きで、なんでも知りたがるお子さんなら、3,000mのトレッキングを検討してみてください。火山灰の上を歩き、登るにつれて景色が変わり、足の下に本当にエトナ山を感じられます。ただし、ある程度は歩き慣れている必要があります。平地の散歩とは違い、標高の高い場所では疲れをより強く感じます。

体力があり、高く登りたい子

山頂火口は、問題なく歩ける8歳以上の子どもや10代の若者、そして夏に来る方向けです。いちばん標高が高く、天候と火山活動にもっとも左右されるツアーで、すべて手配していても、その日は登れないということもあります。お子さんが頂上を夢見ているなら、その可能性についても話しておいてください。

年の違うきょうだい

年の違うきょうだいがいる場合のルールはシンプルで、いちばん年下の子に合わせて選びます。6歳と11歳なら、クアッドは2人とも参加できます。全員が8歳以上でも、1人がすぐ疲れてしまうなら、誰かがついていけない一日になるより、全員に合うツアーを選んだほうがいいでしょう。メッセージをくださるときは、一人ひとりの年齢とふだんの様子を教えてください。一緒に解決策を見つけましょう。

出発前の準備

子ども連れの場合、その日がうまくいくかどうかは、ロープウェイ乗り場に着く前でほとんど決まります。何が待っているかを知っている子どもは、ツアーをより楽しめ、怖がることも少なく、寒さに文句を言うことも減ります。予想していたからです。

前もって話しておきたいこと

家や車の中で数分あれば、大事なことを話せます。

  • エトナ山は活火山です。 火口からはよくガスと水蒸気の噴煙が立ちのぼっていますが、それはふつうのことです。火山はINGVのエトナ火山観測所が昼も夜も監視していて、コンディションが整わなければ登りません。
  • 上のほうは寒いです。 街ではTシャツで過ごせる日でも寒く、風が強いこともあります。
  • ヘルメットは身を守るためのものです。 クアッドでもトレッキングでも、車のシートベルトと同じように、言われたとおりにかぶります。
  • 説明をよく聞きます。 グループから離れず、先に走って行かないようにします。
  • 火山灰は滑りやすく、服が汚れます。 ゆっくり歩き、服は灰色になって帰ってきます。

青いジャケットのEdyが、雲の浮かぶ空の下、森の中で数人の大人と話しながら、笑顔で木々を指さしている

説明は、出発前に落ち着いてするのがいちばんです。子どもならなおさらです。何が見られるかを前もって話しておくと、みんなにとって一日が楽になります。

溶岩は約束しない

これがいちばん大切なことです。エトナ山を、アニメのように溶岩があちこちに流れている山だと想像している子どもはたくさんいます。でも実際は違います。溶岩が見られることはまれで、安全なコンディションのときだけです。私にはお約束できませんし、あなたも約束しないことをおすすめします。

かわりに、ツアーの本当の様子を話してあげてください。クアッドなら森と未舗装の道と火山の砂ぼこり、トレッキングなら火山灰の道と黒っぽい火山の石。もしその日に何かそれ以上のことがあれば、それは守れなかった約束ではなく、うれしいサプライズになります。

伝説を話してあげる

エトナ山には、子どもにぴったりのお話があります。ギリシャ神話によると、エトナ山のあたりには、火の神であり、神々の鍛冶師でもあるヘーパイストスの地下の鍛冶場がありました。ローマ人は、この神をウルカヌスと同じ神と考えていました。ヘーパイストスと一緒に働いていたのが、額の真ん中に目がひとつしかない巨人、キュクロープスたちです。ロープウェイ乗り場へ向かう車の中でこんなお話をすれば、火口の煙が、怖いものではなく、おもしろいものに変わります。

ヘルメットと衛生キャップをかぶったEdyが、木々と黒っぽい岩の間で、岩を持ち上げるキュクロープスの像の横に立ち、親指を立ててセルフィーを撮っている

岩を持ち上げるキュクロープスの像で、額の真ん中に目がひとつだけあります。まさに神話のとおりです。こんな像を見ると、子どもたちもお話を覚えやすくなります。

準備に参加してもらう

子どもは、自分も計画の一員だと感じると、ずっと協力的になります。自分のリュックを用意したり、暖かい中間着を選んだり、前日に一緒に天気予報を見たりしてもらいましょう。長ズボンやジャケットがなぜ必要かがわかれば、脱がずに着ていてもらうのもずっと楽になります。

標高、寒さ、日差し

ご家族がいちばん驚くのがこの点です。カターニアを出るときは暑くても、標高約1,900mのロープウェイ乗り場では、空気がもうまったく違います。さらに上へ行くほど、その差は大きくなります。

高く登るほど寒くなる

平均すると、大気の下のほうでは、気温は標高1,000mごとに約6.5°C下がります。あくまで平均値で、日によって変わりますが、目安にはなります。ロープウェイ乗り場からトレッキングの3,000mまでは約7度、山頂火口の3,400mまでは10度ほど低くなります。海沿いと比べると、3,000mでは約20度の差になります。

風があると、寒さはさらに強く感じられます。それに、子どもには子どものリズムがあります。動き回って汗をかき、それから何かを見ようと立ち止まる。寒さを感じるのは、そのときです。だからこそ、厚手のジャケット1枚より、重ね着のほうが大切です。

標高の高い場所の日差し

標高の高い場所では、空気が薄く、紫外線があまりさえぎられないため、日差しが強くなります。世界保健機関(WHO)によると、子どもや若者は、肌や目のつくりから、紫外線の影響を特に受けやすいとされています。空気がひんやりしていて日焼けしそうに感じないときでも、日焼け止め、サングラス、帽子が必要です。

子どもの服装

  • 長ズボンは必ず。クアッドと山頂火口には持参が必要で、標高の高い場所ではどのみち必要になります。
  • つま先が覆われた靴はクアッド用です。トレッキングと山頂火口の靴は、私たちがご用意します。
  • 重ね着:薄手のシャツ、フリースなどの暖かい中間着、風を防げるジャケット。
  • ニット帽と手袋は、寒い季節のトレッキングに(クアッドは手袋が含まれています)。
  • 汚れてもいい服:火山の砂ぼこりや火山灰は、どこにでもつきます。

持ち物と、私たちがご用意するもの

装備の多くは含まれています。クアッドならヘルメット、衛生キャップ、防風ジャケット、手袋で、ガソリン代も含まれています。トレッキングと山頂火口ならヘルメット、靴、靴下、トレッキングポール、小さなリュックです。ロープウェイのチケットは含まれていません。小さなお子さんのサイズについて気になることがあれば、ご予約のときに聞いてください。

リュックには、服のほかに、全員分の水、休憩のときの軽食、日焼け止め、サングラス、帽子を入れましょう。山頂火口のツアーは昼食が含まれていないので、どう準備するかはお尋ねください。そして車には、靴も含めて、子どもの着替えを一式置いておきましょう。詳しくはエトナ山の持ち物と服装のガイド記事にまとめています。

所要時間、ペース、休憩

子ども連れのときは、時間をしっかり見積もっておきましょう。ツアーそのものの時間、移動の時間、そして思わぬことに備えた余裕です。

所要時間の目安

クアッドは1時間30分〜2時間で、小さなお子さんとでも無理のない長さです。一方、トレッキングと山頂火口の所要時間は、その日のルートによって変わります。ご予約のときにお尋ねいただき、すぐあとにほかの予定を入れないようにしてください。

移動時間も加えてください。カターニアからロープウェイ乗り場までは、交通状況や出発地点にもよりますが約1時間で、最後の区間は山道です。お子さんが車酔いしやすいなら、そのことも考えておきましょう。少し早めに着くようにしてください。装備を身につけて説明を受ける時間が必要で、子ども連れだと何をするにも少し余分に時間がかかります。道順やアドバイスは、エトナ山ロープウェイ乗り場へのアクセスのガイド記事にあります。

標高の高い場所でのペース

子どもと標高の高い場所を歩くときは、速さより、一定のペースを保つことが大切です。実践的なアドバイスをいくつか紹介します。

  • 欲しがらなくても、こまめに水を飲ませましょう。
  • おやつは出発時ではなく、つらくなったときのためにとっておきましょう。
  • 小さな目標をつくってあげましょう。あの岩まで、あのカーブまで、遠くまで見えるあの場所まで。
  • 着いたときだけでなく、ひと区間進むごとにほめてあげましょう。
  • グループのペースがお子さんには速すぎると感じたら、すぐに伝えてください。

赤いヘルメットをかぶり、リュックを背負ったグループが、青空と雲の下、火山灰の道を一列になって登っている

火山灰の道は、一列になって一歩ずつ登ります。子ども連れのときは、早く着くことより、一定のリズムを保つことが大切です。

安全と体調

子ども連れのときは、何よりも安全が優先です。その日の予定よりも先です。

標高の高い場所へ登れない方

トレッキングと山頂火口は、心臓や呼吸器に問題(ぜんそくなど)のある方には向いていません。安全のため、そうした方は標高の高い場所へは登れません。お子さんにぜんそくやほかの健康上の問題がある場合は、メッセージのときに教えてください。クアッドを一緒に検討しましょう。迷うときは、予約の前に小児科の先生に相談してください。

全員に共通のルール

  • 決めるのはその日のコンディションです。 登れるかどうか、どこまで登れるかは、天候と火山活動で決まります。判断は当日、現地で行います。コンディションが整わなければ、出発しません。子ども連れなら、なおさら「今しかない」と考えないほうがいいでしょう。
  • 上のほうへは、ひとりでは行きません。 ある高さまではひとりでも登れますが、それより上は付き添いのもとでのみ登れます。子ども連れのときは、行き当たりばったりは禁物です。霧と風のある火山灰の道は、自分たちだけで探検する場所ではありません。
  • クアッドには注意が必要です。 未舗装の道を走るので、ヘルメットをかぶり、出発前の説明をしっかり聞きます。その説明は子どもにも当てはまることを、お子さんに伝えてください。

見逃したくないサイン

お子さんの顔色が悪い、頭が痛い、いつもと違って疲れている、とても寒がっている。そんなときは、ツアーが終わるまで待たずに、すぐに伝えてください。無理をするより、少し多めに休むほうがいいのです。誰が登れるか、いつ出発するかについては、エトナ山の安全のガイド記事にまとめています。

子どもと行くならいつ?

クアッドとトレッキングは通年、山頂火口はふだん6月から8月です。ただ、子ども連れの場合は、どの季節にもよい点と気をつけたい点があります。

夏

ふだん3つのツアーすべてに参加できる季節で、学校の休みと重なることも多い時期です。いちばん人が多い季節でもあり、ふつうは8月がいちばん混みます。山頂火口なら、できれば6月か7月を検討してください。標高の高い場所は日差しが強いので、登るなら朝をおすすめします。リクエスト制のサンセットのクアッドは、子ども連れにもいいアイデアです。日が沈むと気温が一気に下がるので、1枚多めに持ってきてください。

ほかの季節

春と秋は、クアッドもトレッキングも、たいてい夏より人が少なめです。ただし標高の高い場所は、もう寒かったり、まだ寒かったりして、風が吹き、雪がまだらに残っていることもあります。子どもの暖かい中間着は、いつでも必要です。

冬は、標高の高い場所は本格的に寒く、雪があることもあります。子ども連れなら、クアッドがいちばん手軽なツアーです。トレッキングは冬も行っていますが、コンディションがもっとも大きく影響する季節です。山頂火口のツアーは、冬には行いません。

どの季節でも、ツアーを旅行の最終日に入れないでください。その日のコンディションが整わなくても、あとに1日空いていればもう一度挑戦できます。ツアーなしで帰ることを子どもに説明しなくて済みます。月ごとの様子は、エトナ山のベストシーズンのガイド記事にまとめています。

子どもが疲れたとき、怖がったとき

よくあることで、ふつうのことです。どんなに張り切っている子でも、気分が乗らないときはあります。大切なのは、早めに気づいて、意地の張り合いにしないことです。

疲れたとき、寒がるとき

まずは休憩です。水を飲み、何か食べて、数分座る。たいていはそれで十分です。標高の高い場所では、機嫌が悪くなるいちばんの原因は寒さです。中間着をもう1枚、ニット帽、乾いた手袋。どんな言葉よりも、これが一日を変えてくれます。

疲れがとれないときは、つらくなるまで待たずに、すぐに伝えてください。標高の高い場所では無理をしないほうがよく、どうするかはみんなで一緒に考えます。クアッドは疲れを感じにくいツアーですが、同じことが言えます。お子さんの具合がよくないときは、黙っていないでください。

クアッドを怖がるとき

最初は、エンジンの音にびっくりするかもしれません。様子を見たり、ヘルメットをかぶってみたり、あなたと一緒に説明を聞いたりする時間をあげてください。無理強いはしないでください。どうしても気が進まないなら、途中ではなく、出発前にわかったほうがいいのです。

火山を怖がるとき

火口の煙、黒い地面、ときには霧。子どもには、こわく感じられることがあります。前もって話しておいた本当のことで、安心させてあげてください。火山は監視されていて、コンディションが許さなければ登りません。ここでもキュクロープスの伝説が役に立ちます。煙は、彼らの鍛冶場の火になるのです。

やめるのは失敗ではない

子どもが気が進まないなら、立ち止まること、やめることが正しい選択です。エトナ山はなくなりません。8歳での嫌な思い出は、頂上に行けなかったことよりずっと重く残ります。最初から、このことも話しておいてください。登れるなら登る、行けるところまで行く、と。

私からのアドバイス

いくつかにまとめるなら、こうなります。

  • 6歳と7歳のお子さん:森のクアッド。3つのツアーのうち、この年齢で参加できるのはこれだけで、所要時間は1時間30分〜2時間、通年で行っています。
  • 8歳以上で、歩くのが好きなお子さん:3,000mのトレッキング。重ね着の服装で、予備日を1日とっておきましょう。
  • 8歳以上で体力があり、夏に来るなら:3,400mの山頂火口。コンディションが許すときだけ登れることを、前もって話しておきましょう。
  • 心臓や呼吸器に問題がある場合(ぜんそくも含む):標高の高い場所は避けて、クアッドを一緒に検討しましょう。

人数、お子さんの年齢、歩き慣れているかどうか、考えている日程を教えてください。ご家族に合うツアーをお伝えし、見積もりをお送りします。連絡先はお問い合わせのページにあります。

よくある質問

子どもは何歳からエトナ山に行けますか?

森のクアッドは6歳から、3,000mのトレッキングと3,400mの山頂火口は8歳から参加できます。いずれも、体調と安全の条件が整っていることが前提です。

小さな子どもにいちばん向いているツアーはどれですか?

森のクアッドです。所要時間は1時間30分〜2時間、通年で行っていて、坂道を歩く必要もありません。6歳と7歳のお子さんが参加できるのは、3つのツアーのうちクアッドだけです。

子どもも山頂火口まで登れますか?

はい、8歳から登れます。ふだんは6月から8月で、天候と火山活動が許す場合に限ります。いちばん標高の高いツアーなので、お子さんの体力に合わせて一緒に検討しましょう。

ぜんそくのある子どもでも、標高の高いトレッキングに参加できますか?

いいえ。トレッキングと山頂火口は、心臓や呼吸器に問題(ぜんそくなど)のある方には向いていません。その場合は事前にご相談ください。クアッドを一緒に検討しましょう。

エトナ山では、子どもにどんな服装をさせればいいですか?

夏でも重ね着と長ズボンが基本で、クアッドには、つま先が覆われた靴が必要です。標高の高い場所は寒く、日差しも強いので、暖かい中間着をもう1枚、日焼け止め、サングラスを持ってきてください。

子どもは溶岩を見られますか?

お約束はできません。溶岩が見られることはまれで、安全なコンディションのときだけです。期待させるより、ツアーの本当の様子を話しておくほうがいいでしょう。

出典・参考リンク

お気軽にご連絡ください。私がご提案します

人数、年齢、ご希望の日を教えてください。私が直接、あなたに合うツアーをご提案し、見積もりをお送りします。日本語は話せませんが、英語またはイタリア語でお返事します。

集合場所

エトナ山ロープウェイ乗り場(Piazzale Funivia)、エトナ山南側・ニコロージ(カターニア県)

出発前に

登れるかどうか、どこまで登れるかは、天候と火山活動しだいです。判断は当日、現地で行います。標高の高いツアーは、心臓や呼吸器に問題のある方には向いていません。

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